鍼灸科か鍼灸マッサージ科か。入学する前、同じ3年間を過ごすなら、絶対に鍼灸マッサージ科に行きたい! と思っていました。ですが、マッサージ師になりたかったのか? と、申しますと、そうでもなく、鍼灸師になりたかったのですが、同じ3年間でひとつの資格が取れるのと取れないのとではずいぶん違う! と思い、鍼灸マッサージ科を目指したのでした。
で、学校に行ってみてどうだったか? 卒業してみてどうだったか? と申しますと・・・。
確かに持っていないよりは持っていたほうが良かったですし、もっていない方からは、「私は鍼灸科なので、マッサージはもっていないから色々と大変なんです」と、言われたりします。
しかしながら、実は私の考えは、他の鍼灸マッサージの先生方からは怒られそうな考えなんです。
私は、マッサージを受けるのが以前から大好きでしたので、今でもよく、マッサージを受けに行きますが、色々と通ったあげく、たどりついたのは、無資格者(国家資格はもっていない)の方のところです。無資格者といっても、その方はハワイで1年間マッサージ留学をされていて、その後自宅ショップを開業されて1年間ぐらい経過しているようですが、これまでの中で一番上手&サロン(自宅ショップ)の雰囲気が良く、1~2週間に一度は1時間のコースをお願いしています。
これまで有資格者のマッサージも受けましたが、たいていの場合、力が弱く、満足感が足りませんでした。
学校では、あまり強もみを習いませんし、強もみはあまりよくないとされているからというのもあると思います。
ただ、臨床に出るとわりと強もみを要求される場合も多いので、そのあたりの対応はその方の考え方になると思います。
私の場合は強もみばっかり派ではないですが、しっかりとほぐしてさしあげたい派です。
私の修行先の院長が、鍼は刺激療法なのだから、刺激(いわゆる得気です)がなくては意味がないと、よく言われますが、私もそれに大賛成です。刺されたか、刺されてないかわからないような鍼は、どうか? と思います。
話しがそれてしまいましたが、あんまマッサージ師の資格は、国家資格がなくても、民間の資格でマッサージをされている方がたくさんおられ、しかもその中に上手な方がたくさんいらっしゃるので、あまり意味が無いのではないか? と思ってしまっています。
ただ、意味があるのは、リハビリマッサージなどの保険を使ったマッサージの分野だと思います。友人の中にはそちらの方に進んだ人もいますので、聞いてみましたら、「鍼灸マッサージ師がリハビリマッサージを専門にやる場合は、できることなら、神奈川衛生などのように、そちらの方に力を入れておられる学校に入学した方が良い」とのことでした。
私も、在学中そのようなところで働いたことがありますが、リハビリマッサージは、専門のセミナーを受けるか、仕事先でよく教えて頂くかをしないと難しいと感じました。
あとは、リンパドレナージも有資格者ならではだと思います。術後の浮腫のひどい方にマッサージを施す場合が多いですので、やはり医学的知識のある有資格者でないと難しいと思います。
しかし、それも学校で習ったマッサージだけではNGで、専門のセミナーを受けて勉強する必要がありますし、最初からそちらに進路を絞っておられる方は、東京衛生に行かれることをおすすめします。
ということで、癒しではなく、医療行為としてマッサージを施すならやはり、国家資格は必要ですね。でも、癒しを最初から目指されるのなら、私は国家資格はあまり必要ないのではないかと思ったりします。
絶対に国家資格が必要派の方からは怒られそうなお話しですが、世の中に国家資格でないお店や学校がたくさんあるのですから、そうも言っていられないと思うのです。
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コメント
編集長様、これから受験する我々にとって、とても貴重なお話、ありがとうございます。私も鍼灸マッサージ科への夢が叶わぬ場合には、鍼灸科も視野に入れています。編集長様のご意見を参考に悔いのない受験に望みたいと思います。
投稿者 四十路の男子 : 2006年09月14日 19:41